~根本原因を見極め、再発を防ぐ整体アプローチ~
「ぎっくり腰は癖になる」「何度も繰り返すのは体質だから仕方ない」——そんな風に諦めていませんか?
実はぎっくり腰を繰り返す方には、明確な「原因」があります。
整体院 真-shin-では、解剖学的・生理学的な視点からその原因を見極め、根本改善を目指します。
この記事では、ぎっくり腰を繰り返す本当の原因・代表的な症状・そして再発を防ぐための改善法について詳しく解説します。
【1】ぎっくり腰とは?意外と知られていない正体
■正式には「急性腰痛症」
「ぎっくり腰」は正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突発的に起こる腰部の強い痛みを指します。
原因は一つではなく、「腰椎周囲の筋肉・靭帯・関節・椎間板」などの急な損傷や機能障害が複合的に関与します。
■組織損傷ではないことも多い
ぎっくり腰の約85%以上は、レントゲンやMRIで明確な異常が見つからない「非特異的腰痛」です。
つまり、筋肉や神経が一時的に過緊張・炎症を起こしているだけで、構造的な損傷がないことも少なくありません。
【2】なぜ繰り返す?ぎっくり腰の再発メカニズム
■骨格と筋肉のアンバランス
慢性的に骨盤が後傾し、腰椎の自然な前弯(生理的湾曲)が崩れると、腰部に不自然な負荷がかかります。
特に腰椎L4〜L5、L5〜S1周辺は可動性が高く、負担が集中しやすいポイントです。
→ 解剖学的視点:
・骨盤の後傾により腰椎が屈曲しやすくなり、椎間関節や椎間板への圧迫力が増す。
・多裂筋や腰方形筋の働きが低下し、表層筋(脊柱起立筋)が過緊張。
→ 生理学的視点:
・持続的な筋緊張により血流が悪化し、筋疲労物質が蓄積。
・神経伝達の乱れにより、過敏な痛み反応が起きやすくなる。
■日常のクセが原因
・中腰作業の繰り返し
・長時間の座り姿勢(特に骨盤後傾姿勢)
・柔らかすぎるソファなどの不良な座位環境
これらが日常的に続くと、腰部に「微細なストレス」が蓄積し、ある日突然「痛み」として爆発します。
【3】ぎっくり腰の代表的な症状と注意点
- 急激な鋭い腰痛(刺すような痛み)
- 動けないほどの腰部の緊張
- 前かがみや起き上がりが困難
- 腰部の圧痛や熱感
- 筋肉の強直(スパズム)
※下肢にしびれや脱力がある場合は、「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」などの神経圧迫を伴う疾患の可能性があります。この場合は、医療機関での精密検査が必要です。
【4】整体によるぎっくり腰の改善と再発防止アプローチ
■急性期:無理に動かさず、炎症を抑える
発症直後は「安静・冷却・除痛」が基本です。整体院 真-shin-では、炎症を悪化させない施術と共に、痛みの出にくい姿勢指導も行います。
■回復期:関節・筋肉・神経の調整
痛みが落ち着いてきたら、骨盤・腰椎のアライメント(配列)を整えつつ、筋バランスを再構築していきます。
当院では以下の技術を用いて根本改善を図ります:
- 骨盤矯正(仙腸関節の機能調整)
- 腰椎モビリゼーション(関節の可動性向上)
- 筋膜リリース(多裂筋・腰方形筋・腸腰筋)
- 自律神経調整(副交感神経の活性化による筋緊張の緩和)
■再発予防のセルフケア指導
- 骨盤を立てる座り方の指導
- インナーマッスル(腹横筋・多裂筋)の活性化トレーニング
- 日常生活の動作改善(荷物の持ち方・寝起きの動作 など)
【5】ぎっくり腰を繰り返さないために大切なこと
- 痛みが消えても油断しないこと
一度ぎっくり腰になると、筋・骨格に「クセ」が残っている場合が多く、再発リスクが高まります。 - 骨盤と体幹の安定性がカギ
特に腹圧(腹横筋)を適切に使えるようにすることで、腰椎へのストレスを軽減できます。 - 早期ケア・定期メンテナンスが重要
「痛くなったら整体に行く」ではなく、「再発しない身体を育てる」という意識が大切です。
当院では、再発しない身体づくりのために、まずは週1プランをご提案しています。
【まとめ】
ぎっくり腰を繰り返すのは、「一時的なケア」で終わらせてしまうから。
本当の改善には、「筋・骨格・神経のつながりを理解した整体」と「セルフケアの継続」が欠かせません。
整体院 真-shin-では、患者さま一人ひとりの状態を解剖学的・生理学的に丁寧に分析し、
痛みの根本改善と再発予防を全力でサポートいたします。