「最近、首がこってくると頭痛までセットで出てくる…」
「薬を飲んでもすぐ戻ってしまう…」
「こめかみや後頭部がズキズキする」
三条市・燕三条エリアでも、
“首こりが原因の頭痛” に悩む方が非常に増えています。
実際、整体院 真-shin-にご来院される女性の多くが
「首こり → 頭痛」の流れを何度もくり返しています。
しかし、頭痛といっても原因はさまざま。
なかでも 首の筋肉や姿勢の問題が引き金になっている頭痛 は、
正しい知識とケアでしっかり改善できます。
今回は、
首こりで起こる頭痛の種類・見分け方・仕組み・改善法 を
整体師の視点からわかりやすく解説します。
1. 首こりが頭痛を引き起こす理由
首の筋肉は、頭を支える重要なパーツです。
ところが、以下のような姿勢や習慣が続くと…
- デスクワークで頭が前に出る
- スマホを下向きで見続ける
- 巻き肩や猫背
- 枕が合わない
- 呼吸が浅い
首まわりの筋肉(後頭下筋群・胸鎖乳突筋・斜角筋など)が硬くなり、
血流低下・神経圧迫・筋肉の緊張 が起こります。
これが頭痛のスイッチとなります。
特に、首の筋肉のすぐ近くを
大後頭神経・小後頭神経 などの神経が通っているため、
筋肉が固まると頭部にまで痛みが広がりやすいのです。
2. 首こりが原因で起こる頭痛の種類(3タイプ)
首こりが原因の頭痛は主に以下の3つです。
それぞれ痛み方が異なるため、見分けることで原因が明確になります。
① 緊張型頭痛(首こり頭痛の80%)
最も多いパターン。
次のような症状が特徴です。
● 痛む場所
- 後頭部
- 側頭部(こめかみ)
- 頭の後ろの付け根
● 痛みの質
- ズーンと重い
- 頭全体を締めつけられる
- 鈍い痛みが長く続く
● 原因となる筋肉
- 後頭下筋群
- 僧帽筋
- 肩甲挙筋
- 胸鎖乳突筋
● 起こりやすいシーン
- デスクワーク後
- 長時間のスマホ
- ストレスが続く
- 姿勢が悪い
- 寒い日(筋肉が縮む)
緊張型頭痛は、
筋肉のこり+血流低下+自律神経の乱れ
で起こる典型的な“首こり頭痛”です。
② 後頭神経痛(ビリッとする痛み)
首の筋肉が原因で神経が刺激されるタイプです。
● 痛む場所
- 後頭部の片側
- 首の付け根
- 耳の後ろ
● 痛みの質
- ビリッと電気が走る
- 針で刺されたような鋭い痛み
- 触ると過敏に痛む
● 原因となる筋肉
- 後頭下筋群がガチガチ
- ストレートネック
- 猫背で首が前に出ている
後頭神経痛は
首後ろの深い筋肉が硬すぎる人に多いのが特徴です。
③ 片頭痛(首こりが引き金になるケース)
片頭痛そのものは脳の血管の反応で起こりますが、
首こりが“引き金(トリガー)”になるケースがあります。
● 痛みの特徴
- ズキズキ脈打つ
- 動くと悪化する
- 光や音に敏感
- 吐き気が出ることも
● 見分け方のポイント
- 首こりがひどい時に片頭痛が出やすい
- 肩や首を温めると軽くなる場合がある
- 天気や気圧で変わりやすい
首の筋肉の過緊張 → 血流の乱れ → 片頭痛誘発
という流れが起きています。
3. 自分でできる「見分け方チェック」
次の質問に YES が多いほど
“首こりが原因の頭痛” の可能性が高いです。
- 首を押すと痛みが頭に響く
- 首の後ろがパンパンに張っている
- 肩甲骨が動きにくい
- 朝起きた時から頭が重い
- こめかみではなく後頭部が痛む
- ストレスや疲れで悪化する
- 同じ姿勢で過ごす時間が長い
- スマホを下向きで見る
- 枕が高い
- 寒いと余計に痛い
3つ以上当てはまる → 緊張型頭痛の可能性大
5つ以上当てはまる → 首こりが原因の可能性が非常に高いです
4. 首こりから頭痛が起こる人の“共通点”
整体院 真で多いケースは以下です。
- 猫背・巻き肩
- ストレートネック
- 呼吸が浅い
- 腕や肩の筋力が弱い
- 仕事や育児で肩に力が入りやすい
- 睡眠の質が低い
- 運動不足で肩甲骨が固い
これらはすべて「首に過剰な負担」をかける習慣です。
5. 自宅でできる改善方法(専門家が厳選)
① 後頭下筋群のほぐし(指で優しく)
後頭部のくぼみ(頭の骨の下)を
ゆっくり押しながら呼吸をするだけで
頭痛が軽くなる方が多いです。
② 鎖骨・胸のストレッチ
胸が硬いと呼吸が浅くなり、首の筋肉が常に緊張します。
胸を開くストレッチは首こり頭痛に効果的。
③ 肩甲骨まわし
1日30秒でも可動域が変わります。
→ 首の負担が減り頭痛予防に。
④ スマホを目線の高さに
“うなずき姿勢”をやめるだけで
後頭下筋群の負担が大幅に減ります。
⑤ 水分をしっかり摂る
血流が良くなると筋肉の緊張が取れやすく、
頭痛も出にくくなります。
6. 整体院 真-shin-での改善アプローチ
当院では、
「首だけ」を触る対症療法ではありません。
首こり頭痛の根本原因を
全体のつながり として分析します。
- 姿勢分析(猫背・巻き肩・ストレートネック)
- 肩甲骨・肋骨・骨盤の動きチェック
- 後頭下筋群の調整
- 呼吸改善(横隔膜・肋骨の動き)
- 自律神経のケア
- 日常生活のアドバイス
- 再発しない身体づくり
首こり頭痛は、
適切なケアで改善しやすい不調です。
7. まとめ
- 首こりは頭痛の大きな原因
- 特に「緊張型頭痛」「後頭神経痛」が多い
- 姿勢・呼吸・肩甲骨の硬さが深く関係
- 見分け方を知ることで対策しやすい
- 自宅ケア+整体で根本から改善できる
首こり頭痛は我慢し続けるほど改善しにくくなります。
「薬ではごまかしているだけ…」と感じている方は、
一度専門家にご相談ください。
整体院 真-shin-
深口裕史







